図書館でたまたま手に取った。
初めて読む作家さん。
後半になるにつれ、おもしろかった。
ゆったりと時間が流れる中で、1話1話プチトラブルを謎解き、解決していくのかと思いきや、殺人事件の解決まで。
きな臭くなってきたころから、それでそれで?と読む手が止まらなくなった。
少しずつ登場人物が増えていくので、読みやすく。
田舎特有の閉塞感や、悠久さが感じられた。
絵画についての解釈もとても興味深かった。
こういう視点で絵画鑑賞できたらもっともっと美術館が楽しいだろうな。参考文献の本などを読んでみてもおもしろいかも。
かえでちゃんがとてもかわいい。
自由な発想、子供の目線、いいね。
視点が変われば、世界が変わる。
エピローグにはがっかり。
そっかー。カオリは知ってたかー。
淡い恋心を、私が抱いていた!
ピカソ/母の肖像、パイプを持つ少年
シャガール/私と村
ミレー/種をまく人
ゴッホ/種をまく人
マティス/ダンス
セザンヌ/大水浴図、リンゴの籠のある静物
ゴーギャン/我々はどこから来たのか 我々は何者か 我々はどこへ行くのか
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
森 晶麿
- 感想投稿日 : 2022年7月11日
- 読了日 : 2022年7月11日
- 本棚登録日 : 2022年7月4日
みんなの感想をみる