粗であるところは粗に、密であるところは密に。用兵と事後処理すべてに適切な速度があり、急がないが滞らない。深計大慮をもって事を進め、動きに暗さはなく常に前向きだ。自らの徳器をもって人を靡かせる。とりわけ重耳ばりの逃避行が胸を打つ。もっとページを割いて掘り下げて描いてもらいたかった。っていうか全体として巻きすぎなのでは。駆け足が過ぎる。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
小説
- 感想投稿日 : 2013年7月15日
- 読了日 : 2013年7月15日
- 本棚登録日 : 2013年7月15日
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