立証責任 下 (文春文庫 ト 1-4)

  • 文藝春秋 (1995年9月1日発売)
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本棚登録 : 80
感想 : 5
4

おそらくですがこの作品は読者の望むような
「スッキリさ」というものを感じる終わり方ではないです。
ただし、その終わり方はかの方にとってはある種のベスト
だったようには感じるんですよね。
何せただものじゃありませんでしたので。

スターンがあわや収監されてしまうか?と思ったら
実は背後にある人の裏切りにスターン自身が気付き
その関係者を見事に探し当てているんですよね。

そこにはスターンを快く思っていない検事の存在が
あったのですがスターンの機転によって逆転します。

でも、残るのはある種のモヤモヤなんですよね。
世の中うまくはないということ。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: その他本
感想投稿日 : 2020年2月20日
読了日 : 2020年2月20日
本棚登録日 : 2020年2月20日

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