ウォール街のランダム・ウォーカー〈原著第11版〉 ―株式投資の不滅の真理

  • 日本経済新聞出版 (2016年3月10日発売)
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感想 : 52
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・インデックスファンドが堅実であり王道であることを過去の歴史から説明する本。
・総500ページ、アメリカの歴史が冗長に書かれているので、熟読するよりも興味のある部分だけ厳選して読み込むのが良い。

===引用=================
・投資信託は市場平均を下回る。2013年末までの20年の平均利益率は、S&P500が9.22%、株式投資信託が8.36%
・株式のリターンと債権のリターンの相関係数は、1999年以前は主にプラスだったが、それ以降はマイナスに転じ、0~-60%で推移している(2014年までのデータ)
・リバランスによってリスクを減らしリターンを高める。株式60%、債権40%のミックスを年末に1回リバランスした場合、年平均実リターン8.41%で標準偏差11.55%だったのに対し、リバランスしない場合は年平均実リターン8.14%で標準偏差13.26%だった(1996年~2013年の期間)
・平均総リターンと平均ROEは密接に関連する。日本はROE:5.2%、株式投資リターン:6.6%、アメリカはROE:11.2%、株式投資リターン:14.2%、イギリスはROE:15.7%、株式投資リターン:14.5%、世界平均はROE:10.1%、株式投資リターン:11.9%(1974年~2014年の期間)

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
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感想投稿日 : 2018年6月30日
読了日 : 2018年6月23日
本棚登録日 : 2018年6月30日

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