やかまし村はいつもにぎやか (リンドグレーン作品集 6)

  • 岩波書店 (1965年9月16日発売)
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感想 : 3

やかまし村シリーズ、おもしろいのでまとめて読む。

やかまし村シリーズ、最終三作目。
【目次】
1 やかまし村はいつでもたのしい
2 わたしの子ヒツジ
3 ポントゥスが学校にいきました
4 学校からかえるとき
5 オッレの歯をぬきました
6 アンナとわたしは、なにをやってるのか、じぶんでもわかりません
7 賢者の箱
8 ラッセが野牛をつかまえました
9 やかまし村の夏
10 サクランボ会社
11 アンナとわたしは保母さんになる……かもしれません
12 ザリガニをとりました
訳者のことば

すてきなシリーズでした。
やかまし村の一員になりたいなぁ、なんて。
私自身も、近所に年の近い子どもたちが多くいたので、幸せに育ったのだなぁと実感しました。
歯を抜いたエピソードが、なんてことないけれど楽しいです。
歯がぐらぐらして抜けそうで抜けない、あの感触をつい最近あったことのように思い出しました。
物語の力ってすごい。
ほか、日常と+αのおはなしがたくさんあり、ほのぼのとした気持ちになります。
ユーモアもあって、ほんとうにうまい。
そして、おじいさんがいい味を出しているんですよね。
訳者のことばに、大塚さん(塚の字は少し違う)がこの絵がみごとなのでこちらをいれたと書いてありました。
ぜひ、多くの人に読んでほしい、おすすめしたいシリーズです。
今回は図書館で借りましたが、今度読むときには購入します。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 900 文学
感想投稿日 : 2020年11月16日
読了日 : 2020年11月16日
本棚登録日 : 2020年11月16日

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