満州、新京(現・長春)で生まれ育った「ひろみ」と
近所の「満人」、学徒動員の軍人・・・それぞれの角度から描かれる
連環小説集。
でも、最後は「ひろみ」に戻ってきて・・・
なんと明治大学登戸研究所平和資料館まで登場!
登戸研究所と言えば、戦前、陸軍が諜報活動のためのアレコレが
研究されていたところ。
ああ、こんな風に満州とつながるのか・・・
物語としては・・・
後半、現代の日本に戻るのだが、
ここからは好き嫌いがわかれるところかも。
人によっては、説教臭いと感じるのでは?
わたしは、そうだよね~、同感、同感と大きく頷いた。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2024年4月12日
- 読了日 : 2024年4月12日
- 本棚登録日 : 2024年4月12日
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