つるばら村のくるみさん (わくわくライブラリー)

著者 :
  • 講談社 (2003年5月21日発売)
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本棚登録 : 306
感想 : 25
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つるばら村シリーズは、おだやかでやさしいことばと物語にほっこり癒されるので、折に触れて読み進めています。

パン屋さんは、パンと一緒に幸せを届けていることに気づいたくるみさん。
パン屋さんでなくても、仕事って、誰かを喜ばせたり、助けたり、支えたりするもの。
仕事の、目の前のやるべきことだけを見ていると大変だな、つらいな、という時もあるけれど、
自分の仕事が誰かのなにかになっている、と思ったら、がんばれて、大切にしていけるものだよね、と思いました。
その仕事が、くるみさんにとってのパン作りのように自分の好きなことだったらすてきだし、
お金をためて理想のパン屋さんをつくるぞ、と意気込むのも、楽しいことですよね。

三巻にあたる本作のなかでは、とくに、七夕のパン、台風のパンのおはなしが大好きでした。
青年にはわたしも一緒になってどきどき。
チョコと岩塩という組み合わせも、試してみたくなりました。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2022年9月29日
読了日 : 2022年9月29日
本棚登録日 : 2022年9月27日

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