大学での講義が土台ということで、新書にコンパクトにまとめられていてとても面白かった。
メディアに対するラディカルな議論である。
消費者視点での議論や、贈与と反対給付の話は今までのメディア論とは一線を画す論点で興味深い。
メディアの暴走やクレイマー問題、権利ばかり主張する風潮に憂いを感じ、衆愚と化した社会にはうんざりしていたので、大いに共感します。
なるほど、このブクログも自分の「前未来形」でもあるわけですね。道理で安心すると思った。(笑)
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
新書
- 感想投稿日 : 2010年10月30日
- 読了日 : -
- 本棚登録日 : 2010年10月17日
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