失われた絵画の話を中心に進むのかと思いきや、サスペンス色の強い作品になっていく。
次々と連鎖していく謎解きが前半の山場かな。
途中からとんでもない方向に話が進み出す。
ストーリーはややご都合主義的だが、どんどん引き込まれていく展開になっている。そこは作者の力量なのだろう。
全体的には面白かった。
海外では、主人公のガブリエル・アロンでシリーズになっているようだが、心優しき主人公の過去の物語やこの後の物語も読んでみたくなった。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
現代(海外)
- 感想投稿日 : 2016年9月4日
- 読了日 : 2016年9月4日
- 本棚登録日 : 2016年8月13日
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