徒然草 ビギナーズ・クラシックス 日本の古典 (角川文庫ソフィア 99 ビギナーズ・クラシックス)
- KADOKAWA (2002年1月25日発売)
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兼好法師の書いた徒然草を、現代語訳と原文を並べて編集。
全体的な感想は、世間でもてはやされるほどすごいことが書いてあるわけではないんだな、という印象。
でも、第155弾「世に従はむ人…」で、何かが変わるときは突然変わるのではなく、小さな変化の積み重なりで物事は動いている。
例えば季節の移り変わりは、春から夏に変わるのではなく、春の中から夏が生まれ、夏の中で春が終わり、秋が生まれ…という具合である。
人間の場合は、生→死という変化が最も大きな変化だが、季節のようにそのスピードは一定しない。
だから、何かをしようと思ったらすぐに実行に移すべし、というところはなるほどと思った。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2023年8月6日
- 読了日 : 2009年3月6日
- 本棚登録日 : 2023年8月6日
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