このシリーズを読むのが久しぶりすぎて、正直登場人物の名前を聞いてもピンとこなかった。
でも、読んでいくうちにだんだんと記憶が蘇ってきた。
そうだった、あの時のあの人だ!と閃いてからは、ページを繰る手が止まらなくなる。
理子の章は、現場と本社との間に板挟みになる辛さが辛いほど伝わってきて、胃がキリキリした。完全に理子の気持ちとシンクロしていた。
本書でシリーズ完結ということで、これからのお話は読者の想像に委ねられるところだけれど、それぞれの未来の道を進んでいく彼女たちが、幸せに本と付き合っていけるようにと強く祈る。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
小説
- 感想投稿日 : 2023年10月26日
- 読了日 : 2023年10月26日
- 本棚登録日 : 2023年8月31日
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