四日間の奇蹟 (宝島社文庫 347)

著者 :
  • 宝島社 (2004年1月1日発売)
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感想 : 817
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左指を失くしたピアニストと知恵遅れだが、天才的なピアノ奏者である少女、千織の物語。
2人は千織の知恵遅れを少しでも克服しようと、老人ホームなどの施設を訪問しては千織のピアノ演奏を聴かせていた。
しかし、ある施設訪問の時に事故に遭い、その施設の調理師である真理子(青年の後輩でもあった)と千織の体が入れ替わってしまう。意識不明の重体である真理子の体はどうなってしまうのか…四日間に起こる奇蹟とは何か?

とても読み応えのある本だった。「生きる」とはどういうことなのか、今一度考えてみようと思った。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 小説
感想投稿日 : 2023年8月4日
読了日 : 2005年12月8日
本棚登録日 : 2023年8月4日

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