左指を失くしたピアニストと知恵遅れだが、天才的なピアノ奏者である少女、千織の物語。
2人は千織の知恵遅れを少しでも克服しようと、老人ホームなどの施設を訪問しては千織のピアノ演奏を聴かせていた。
しかし、ある施設訪問の時に事故に遭い、その施設の調理師である真理子(青年の後輩でもあった)と千織の体が入れ替わってしまう。意識不明の重体である真理子の体はどうなってしまうのか…四日間に起こる奇蹟とは何か?
とても読み応えのある本だった。「生きる」とはどういうことなのか、今一度考えてみようと思った。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
小説
- 感想投稿日 : 2023年8月4日
- 読了日 : 2005年12月8日
- 本棚登録日 : 2023年8月4日
みんなの感想をみる