久しぶりに出会った素晴らしい短編集。
ダイヤモンドのような派手な輝きはないけれど
真珠のような淡い輝きが全編を通して感じられる。
パリで異邦人として暮らす描写が多いが
なんとも優しいトーンで現実としてのパリの湿った空気が感じられそうだ。
読み終えるのがもったいなくなる。
ずっと読んでいたい短編集だった。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
小説
- 感想投稿日 : 2010年6月1日
- 読了日 : 2010年5月29日
- 本棚登録日 : 2010年5月29日
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