石動探偵の第1作なので、次作を読むために手を付けました。事件がいつまでたっても起こりません。「春泥」さんの俳句はひどすぎる。迷宮に関する様々な引用で、洞窟について盛り上がるのですが、実際に入るとラビリンス感が半端なく無いです。ですが、事件は拡大していき、とても読ませます。後半になると探偵がすらすらと解明します。プロローグを読み返すに、この作品は、ミステリなのかホラーなのか、別エンドも行けますね。本物の名刺には笑いました。次作が楽しみです。(2000年)
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
国内ミステリー
- 感想投稿日 : 2022年8月22日
- 読了日 : 2021年5月12日
- 本棚登録日 : 2022年8月22日
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