「コンビニたそがれ堂」の姉妹編と言うことで読んでみた1冊。
同じ風早の街を舞台としているところと、かもめ亭に訪れるお客様が「たそがれ堂」の話をするところぐらいが繋がっているだけで、本編はそれほど関係なさそう。
「たそがれ堂」も不思議な話が多いが、それ以上にファンタジー要素が多め。しかし、ファンタジーでも全編、親しい人の死が絡んでいて、どこか悲しい物語ばかり。
ファンタジーが苦手なので、ちょっと読むのに手こずったが、最後まで読むと、やはり心の中がほんの少し温かい気持ちになり、自分の身近な人を大切にしようと思える。
外出自粛の中、家の近くをうろうろしていたら、偶然「風早」の住所を発見!
実は「たそがれ堂」も3作目以降が手に入らない状況で、この「かもめ亭」はもう少し後まで取っておきたかったけど、「風早」の街を発見してしまったら、読まずにいられなくなってしまった…
これでこの作者さんの作品の在庫は0。まだまだ、いろいろ読みたいのになぁ…困った…
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
ライトな感じ
- 感想投稿日 : 2020年5月10日
- 読了日 : 2020年5月10日
- 本棚登録日 : 2020年4月3日
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