スメラギの国

著者 :
  • 文藝春秋 (2008年3月1日発売)
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本棚登録 : 181
感想 : 64
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人間VS猫のホラー小説。猫がある人間に仲間を殺されたことで復讐していく話。
本人だけでは足らず、その妻やご近所さんにまで嫌がらせを…!



………。
グロいし,猫がわんさか死んでいくので猫好きの人にはおすすめしないかも。

途中,村上さんの行動が,どう本編に絡んでいくのかな??って謎だった…けど,最後に納得。
ラストはハッピーエンドなのかな。エピローグは爽やかな終わりかただった!
ただ途中はグロくて,最後だけ綺麗なのが少しちぐはぐな印象を受けたかな?


猫VS人間という設定は,猫がどこかしら神秘的な生き物であるから魅力的だったし。
小さな動物がここまで人間を追い詰めるのか??って感じで,そのへんが面白かったな。
村上さんのエピソードが悲しいけど好き。

読書状況:未設定 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2009年7月20日
本棚登録日 : 2009年7月20日

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