「お利口さん」と呼ばれている主人公の成瀬は、
不動産屋で強盗に遭遇し、頭を打ちぬかれたものの
脳移植手術により奇跡的に回復したのだが・・・
少しずつ変化していく自分への恐怖が結構リアルで
その変化の具合が堂本教授と、成瀬の恋人である葉村恵の日記で
外側からみた成瀬の変化が伝えられるので
そのドキドキ感はたまらなかったです。
ドナーの正体については、早い段階でわかっちゃったけど
それでどうなるのか想像がつかない。
成瀬にしてみたら、悲劇ではあるけれど、最後の選択だけは
なんというか、ある意味ハッピーエンドなんだと思う。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2016年5月19日
- 読了日 : 2016年4月25日
- 本棚登録日 : 2016年5月19日
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