後宮の検屍女官3 (角川文庫)

著者 :
  • KADOKAWA (2022年5月24日発売)
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4

978-4-04-112491-8
c0193¥640E


後宮の検屍女官3

著者:小野はるか(おの はるか)
令和4年05/25.(2022年)初版発行
令和4年06/15 (2022年)再販発行
発行所:株式会社KADOKAWA

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裏表紙より
死王の事件で無人のはずの後宮3区で、新たに墜落したいが見つかる。それはなんと皇帝の寵妃・梅婕妤の乳母だった。掖廷令を務める美貌の宦官・延明は、調べる前から自害だと主張する梅婕妤を怪しく思う。優れた県施術を持つがぐうたらな女官・桃花の力を借りて死の真相に迫るが、思わぬ邪魔が入り…。水面下で激化する皇后と梅婕妤の対立、深まる疑惑の闇、そして桃花にも変化が-?後宮の女たちの業を描き出す第3巻。

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目次

第1章 親心
第2章 蝶々
第3章 偽り
主な参考文献
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姫桃花 (き とうか) 桃李という検屍官に変装して延明に協力している。
孫延明 (そん えんめい)美貌の宦官 皇后派に属する後宮の要職でもある掖廷令を務める

点青 てんせい 青い目の宦官 皇后のお気に入り 延命の元同僚
華允 (かいん) 延明の筆記係兼雑用係 つらい生い立ちを持つ少年宦官
公孫 こうそん 延明の副官である中年の宦官
才里 さいり 桃花の同僚で友人噂話が大好き。織物名人
紅子 こうし 桃花 才里の同僚 姐さん女官
亮 りょう 織室宦官 強面
梅婕妤 ばいしょうよ 高級1区に住む最高位の妃嬪で、工程の寵妃。黄帝の権力者
張傛華 ちょう ようか 梅婕妤と親しい8区の高級妃嬪
李美人 りびじん 亡くなった3区の妃嬪。彼女が死語生んだ「死王」の呪いに後宮中がおびえている。梅婕妤から手ひどくいじめられていた。
金剛 こんごう 首吊りしたいとして発見された宦官。掖廷令に放火した犯人か?
眉娘 びじょう 夜警女官 発見者
田寧寧 でんねいねい 新たに側室入りすることになった女官
羽林 うりん 武器を有した帝の護衛隊のこと固有名詞ではない 宦官兵
曹絲葉 そう しよう 梅婕妤の乳母転落死を遂げる
亞水 あすい 若い下級女官 乳母の死体発見の時の夜警 8区の張傛華に仕える。張傛華と梅婕妤は仲が良い。

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老女官が死んだ。
彼女は曹絲葉という名の梅婕妤の乳母だった。
後宮では新しい若い妃嬪田寧寧のこともあり、梅婕妤を人一倍気遣っていた乳母がこのタイミングで自死するとは思えない。
延明と梅婕妤、駆け引きがはじまる。

1巻からの事件が絡み合っている。
これから読む人はぜひ1巻からどうぞ。
3巻の最後の数行にびっくりした。早く次を読みたい。

  

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 9 文学
感想投稿日 : 2024年1月30日
読了日 : 2024年1月31日
本棚登録日 : 2024年1月30日

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