ミステリとして読むと、人が死ぬ部分のトリックには特に驚きも感動もありません。ふーん。で終わると思います。しかしながらこの作品の要は全く別のところにあります。全編に満ち満ちる小林節とクトゥルフテイストが、その筋の人にはたまらない筈。年に一度くらい読み返してます。
ただクトゥルフ要素が特に物語や真相と絡まず、ちょっと垂らしてみただけのソースで終わってしまっているのだけ残念。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
ミステリ
- 感想投稿日 : 2014年8月29日
- 読了日 : -
- 本棚登録日 : 2014年8月28日
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