はじめはのどかな回想のように思ったが、徐々に戦争へと突き進む日本の姿が旧制中学校の学生だった著者の目を通して描かれる。今の日本の姿と似ていないか。既視感があるエッセイに背筋に冷たいものがはしる。同じ轍を踏まぬようとの著者の語りかけが聞こえるようだ。
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- 感想投稿日 : 2019年8月17日
- 読了日 : 2019年8月17日
- 本棚登録日 : 2019年8月17日
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