果たして何回目だろうか、この本は。初めて読んだ時は、冒頭の冗長なホビットについての説明がつまらなく思えたのだが、全て読み終えた後には面白かった。それでもわかったのは半分くらいだったのではないだろうか。映画を観た後で改めて読んだ時には、やはり原作の周到さに舌を巻く思いだった。さらにシルマリルリオンや終わらざりし物語などを読んだ後では、非常に楽しい一節となっていた。何度読んでも発見のある本。だからこそ読み継がれてきたのではないだろうか。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2021年5月11日
- 読了日 : 2021年5月11日
- 本棚登録日 : 2021年5月11日
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