老人力

著者 :
  • 筑摩書房 (1998年9月1日発売)
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本棚登録 : 202
感想 : 24
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歳を取ると忘れやすくなる、その時作者は「老人力がついてきた」という。老年期にさしかかると、どんどん「物忘れ」がパワーアップ、未知の新しい領域に踏み込んで、結構盛りあがると。


挫折の効用は何かというと、力の限界がわかってくること。自分の力の限界が見えた後には、小さな楽しみがわいてくる。その限界の中ではむしろ有効に力が発揮され、その限られた世界が広がってくる。「趣味の世界」。趣味で動く。趣味の中で考える。趣味に没頭、なんだかある面ボケないとソンかも、中途半端な老人力の凡人はつまらなさそう・・・。


そうです何事も究める、「老人力」。魅力ある課題ですな。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 老い
感想投稿日 : 2023年8月28日
読了日 : 2023年8月28日
本棚登録日 : 2023年8月28日

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