【ネタばれあり】
今会いに行きます。は
昔見たことがあるが
この人の作品を読むのは
はじめて。
題名が非常に気になって
昔読んでみたいなぁと考えていたのを
思い出して借りてみた。
前半は
息子が死んでしまったかのように書かれ
そのわりには伏線が
ちらりちらりと見え隠れしていたが
題名を見たら大体のことは想像がつく。
なんだかむずむずさせられる作品だった。
ここまで面白い設定を書かれると
弘海が行ってしまうまでの過程よりも
その後弘海がどんな人生を歩むのか
それを家族はどう支えていくのかが
そこが見たくなってしまい
書いていないことが逃げのように感じてしまった。
さらに、息子が死んでしまったかのような
悲劇的書き方のわりに
あっさり一年後の夏会いに行く♪
という展開では
息子が海外留学に行ったのと
大差ないではないかと思ってしまう。
自分たちと違う種の人生を歩んでしまう恐怖があるのだろうが
それもいまいち伝わってこない…
子どもをもつことの幸せ温かさというのは
とても伝わってきた。
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読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
家族
- 感想投稿日 : 2011年9月9日
- 読了日 : 2010年11月19日
- 本棚登録日 : 2011年9月9日
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