小学五年生 (文春文庫 し 38-8)

著者 :
  • 文藝春秋 (2009年12月4日発売)
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本棚登録 : 3009
感想 : 182
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(小学6年息子)
ハードカバーで見つからない。ここは文庫のカテゴリーだけど.....

色んな小学5年生の話が入っていました。
ちょっとあれな話だったり、離婚したお母さんの話だったり、いじめられてる子の話だったり、おじいちゃんが死んだ時の話だったり色々ありました。
他にもお話がありましたが、ひとつひとつ別れているので色々な話が楽しめました。
印象に残ったストーリーはライギョです。
これは少年がいじめられている話です。それでそのいじめられてる少年はいつも川で釣りをしているそうです。それでたまにお父さんがライギョを釣りに行く事があるそうです。それで僕もライギョを釣ってみたいと思った少年が奮闘している所にいじめっ子達が来ていたので、何ていうか、それで3人いてその3人の中のひとりがその少年の次にいじめられそうになり....それで心に残ったのはタイトルがライギョだったのだけど、途中リンクしていくところがスカッとするというか腑に落ちました。
5年生の話の割には重い話が多く、あとあれな話も載っていたので結構衝撃的でした。こういう大人の小説を初めて読んで、お母さんのチョイスだったのでびっくりしすぎました。
自分的には去年読んでたら、やばめだなとも感じました。笑
でも5年生の日常的な描写は良かったです。
(母)
好きな重松清さんという事で、自分が読もうと思っていた物で、小学5年生だから、丁度いいかなと自分が先に読む前に勧めてしまい、あっ.....と思いましたが、面白かったようでよかったです。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 日本の小説
感想投稿日 : 2020年10月29日
読了日 : 2020年10月29日
本棚登録日 : 2020年10月29日

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