鍵の掛かった男 (幻冬舎文庫)

著者 :
  • 幻冬舎 (2017年10月6日発売)
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感想 : 70
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再読。作家アリスシリーズ長編。再読なので犯人は覚えていたのだがそれがどうやって明かされるのかまでは覚えていなかった。今作では探偵役たる火村先生が事件現場に到着するのはだいぶ後になってからで、ワトスン役であるアリス先生が事件の主な捜査を担っていく。そういう意味でアリス先生がこれだけ活躍する長編というのは珍しい。そして死者に対してここまで向き合った小説というのも有栖川作品の中では同じように珍しいような気がする。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 有栖川有栖
感想投稿日 : 2022年1月3日
読了日 : 2022年1月3日
本棚登録日 : 2022年1月2日

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