成熟日本への進路 「成長論」から「分配論」へ (ちくま新書 847)

著者 :
  • 筑摩書房 (2010年6月9日発売)
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本棚登録 : 347
感想 : 41
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そこそこ厚い本ですが、サラリと読みやすさがあります。成長するとこで成り立つ社会ではなくなったとし、成熟した中で日本人がより良く暮らす提案書です。
一番ためになったのは、官僚に対する記述です。官僚の粘り強さや賢さ、どのように国民が犠牲になったのか、特別会計の不透明さは読む価値あります。
官僚がいる限り、誰が政治をやっても同じということだなー。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 国内情勢・社会学
感想投稿日 : 2012年3月20日
読了日 : 2012年3月20日
本棚登録日 : 2012年3月20日

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