相変わらず引き込まれて一気に読んでしまった。
隠喩・暗喩された物事が多く、ファンタジーの部分でも多くの物語の中で示唆しているような武運があったように思う。
明確には書いてはいないけど、あのとき起こった事件の背景はきっとこういうことだったんだな、と思わせるところがあるように思う。
読んでてきになったところは下記
- クリスタルナハト
- 盧溝橋事件
- 南京入城
- 試合のルールについてぜんぜん語り合わないこと
- どんなものごとにも明るい側面がある
- リヒアルト・シュトラウスの薔薇の騎士
- 試練は人生の仕切り直しの好機なんです。きつければきついほど、それはあとになって役に立ちます
- エイハブ船長は鰯を追いかけるべきだったのかもしれない
- ナッシュビルスカイライン
- ドストエフスキーの悪霊
人生に対する見え方を示唆するような内容にも読み取れる部分もあり興味深かった。
この本を読んで私の中で何かが変わるかといえば変わらないのだけど、次に何が起こるのか気になる、引き込まれる物語のように感じた。
文章の書き方について考えさせられる。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2022年9月25日
- 読了日 : 2022年9月25日
- 本棚登録日 : 2022年9月7日
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