吉四六さん (寺村輝夫のとんち話)

著者 :
  • あかね書房 (1976年10月25日発売)
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本棚登録 : 318
感想 : 13
5

一休さんとか吉四六さんの「とんち」もの。
物事を一方的に見ないという知恵には感心しますが、
近くにいたら、イヤなやつだと思います。
カゴの上に鴨を乗せ「カラスいらんかね」と売り歩く吉四六さん。
それを見て、「鴨をカラスと言って売ってる」とバカにした人が、「カラスください」というと、カゴの中から本物のカラスを出して売りつける。
騙された人が悪いと言えばそれまでだけど、恐ろしき詐欺商法!
よい子はまねをしないでね。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 図書館
感想投稿日 : 2014年1月19日
読了日 : 2014年1月18日
本棚登録日 : 2014年1月15日

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