恋愛小説はあんまり読まないんだけど、角田光代さんってことで手にとりました。短編なんだけど、短編っぽくない小説。
「自分を好いてくれる人じゃなくて、他の人を好きになってしまうのは何でだろうね?」とか「見当違いの相手にヤキモキ焼いて、スタコラ逃げ出したり、恋してる人って、恋しる時って、挙動不審になるのは何でだろうね?」とか「恋に落ちて、相手のことを知りたくなって、知って知って知りまくったつもりでも、結局、何もわかってなかったんだな。っていう焦燥感ってあるよね?」とか、読んでるうちに頭ぐるぐるしちゃってさ。
小説なのにだんだん恋愛してる気になってきて、(しかもふられてる)すごく疲れた。
やっぱ、角田光代、すげーな。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2012年1月26日
- 読了日 : 2012年1月26日
- 本棚登録日 : 2012年1月19日
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