はなから幻想の世界に踏み入れる作品もあるが
現実と幻想の世界がいつの間にか、
私と貴方がいつの間にか、交差しながら溶け合って。
グロいとか、生と死のはざまとか、
自分の信じたい都合のいい世界と現実とかあるから
ゆっくり、じっくり、想像、夢想の中で読むのが
似合うと思う。文字だけを追っていると
この空気には酔えない、浸れない、楽しめない。
理性とか教訓とか知性とかではなく、
それが隠し蓋をしている原始的な部分をくすぐって
理性とか教訓とか知性があるから理解できる
グロテスクや薄気味悪さをくすぐって。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
日本-小説
- 感想投稿日 : 2016年12月15日
- 読了日 : 2016年12月15日
- 本棚登録日 : 2016年12月6日
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