「少女たちの羅針盤」の続編。
作家が漫画家でも有るので、キャラクターがしっかりしていて筋立ても巧みなのだが、小説としてはもう一つしっくりこない。おそらく作家の頭にある絵コンテが、文章として表現出来ていない所にギャップが有るのではないか?
コミック的な描写が想像出来るのだが、読む側はもう少し創造力の有る物語が欲しい!
本格推理としては謎解きに面白さがある分、論理的な解析がぬるい!
作家の意気込みと狙いは伝わっているので、小説家としてのキャリアを積むと良い作家に成れる期待感は大きい!
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2015年9月15日
- 読了日 : 2015年9月15日
- 本棚登録日 : 2015年9月15日
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