数値で論理を展開し,学教教育現場の「おかしさ」について警鐘を鳴らし,持続可能な教育活動を目指している教育社会学者の内田良さんと,「自由の相互承認」を目指すことこそ教育の本質であると,哲学的な見地から分かりやすく説いてくれる教育哲学者苫野一徳さんとの対談集です。
お二人とも,今の学校教育現場のあり方に疑問を投げかけると共に,その対案としての進め方も示してくれています。
お二人の短い論文も掲載されているので,本書を読んで興味を持った人は,巻末の著者の本を手に取ってみることをオススメします。
2020年度開講予定の軽井沢風越学園,楽しみだなあ。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
教育一般
- 感想投稿日 : 2019年7月7日
- 読了日 : 2019年7月7日
- 本棚登録日 : 2019年7月7日
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