真夜中の五分前―five minutes to tomorrow〈side‐A〉 (新潮文庫)
- 新潮社 (2007年6月28日発売)
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感想 : 266件
sideAとsideB両方読んでの感想。
正直いまいちピンとこなかった。
主人公は仕事はできるけど、人としての心がいまいち無いような冷めた性格。それは過去の恋人の死が関係しているのか?
重要なキャラクターとしての双子。どんなに似ているとしてもどちらか分からないってことがあるか?最後の最後までしっくりこない。
sideA,sideBとしているが特に別の角度から物語の側面を描いている訳でもないので、単純に上・下巻か前編・後編としても良かったのでは。
登場人物の心の内面を深く分析すれば、最後の選択も分かるのかも知れないが、一回読んだだけだとよく分からん。
仕事部分の取り組み方については何となく面白い部分があった。
消費者という一括りをターゲットにするのではなく、性別年齢その人の背景、どんな個人を相手にするかを明確にすること。
なるほどなと思った。
色々良さそうな要素が沢山あるけど、どれもチグハグに終わった感じ。もう少しわかりやすくした方が良かったと思う。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2020年8月10日
- 読了日 : 2020年8月10日
- 本棚登録日 : 2020年8月10日
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