ブルーカーボンとは「海洋生物によって隔離あるいは貯留された炭素」と一般的には定義されている。ブルーカーボン生態系の1ヘクタール(10000㎡)当たりの土壌炭素貯留量は、陸上生態系の最大10倍と言われる。しかも100年、1000年といった長期の単位で貯留でき、山火事や土砂崩れ、不適切な伐採にあうといったリスクがほとんどない。周囲を海に囲まれた日本ではあるが、いまだブルーカーボンに関する認識はあまりにも低いと言わざるを得ない。そうしたブルーカーボンがさらに有効な環境政策として広がっていくことを願ってこの書は生れたといえる。
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カテゴリ:
海洋資源・海洋生物
- 感想投稿日 : 2023年8月1日
- 読了日 : 2023年6月23日
- 本棚登録日 : 2023年8月1日
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