ストーリーの起伏や展開を楽しむという小説ではないと思う。蒔岡姉妹と起居を共にして、生活する時間そのものに入り込む体験をするのが醍醐味の小説。暮らしの時間自体を出来る限り写し取ったものと考えると、この長さの意味が分かる気がする。
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- 感想投稿日 : 2022年4月2日
- 読了日 : 2011年8月20日
- 本棚登録日 : 2011年8月20日
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