ふむ。実はこのおっさんってちょっとおかしい人だと思ってたんだけど、おかしい人を演じているってことなんだろうなきっと。アマゾンレビューで、「保守派の広告塔」という言葉を使ったのがあって、おそらく自らこれを引き受けているんだろう。中身は真っ当なことがつらつらと書いてある。これ売れてるみたいだけど、どういう人が買っているんだろう。左派はこれ読むとなんて言うんだろう。あと『国家の品格』以降、口述筆記(講演録&ゴーストっぽいのを含む)的な新書が増えた。読みやすくていいんだけど、お得感がない。口述のリズムで文章が書けない人にとってはアリだけど、書ける人は真似してほしくない。本の乱造につながる悪い習慣だと思う。
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PHP研究所
- 感想投稿日 : 2006年11月26日
- 本棚登録日 : 2006年11月26日
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