緋色のシグナル 警視庁文書捜査官エピソード・ゼロ (角川文庫)

著者 :
  • KADOKAWA (2018年1月25日発売)
3.41
  • (8)
  • (37)
  • (61)
  • (5)
  • (1)
本棚登録 : 438
感想 : 33
3

 警視庁文書捜査官として本格的に捜査する前の所轄時代の鳴海理沙の活躍を描く作品。
 現場に残された文字から様々な推測を打ち立て筋読みをする一風変わった捜査方法だが、一つの証拠からここまで読み取ることができるものかと思わせられる部分がある。ただ、犯人が現場にそういったものを残さないと全く進まないわけで、実際の現場でこうした活躍ができるかどうかは微妙なところ。
 エンタメ小説としては面白いと思う。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2022年4月11日
読了日 : 2022年4月11日
本棚登録日 : 2022年4月9日

みんなの感想をみる

コメント 0件

ツイートする