ビートたけしが少年時代を綴るエッセイ。
物が少ない時代だから一つのことに熱中できたのかなと感じる。今はありとあらゆるものにあふれ、すぐに飽きてしまい捨ててしまう時代。それはモノだけではなく、人間関係でも同じ。しかし、この時代には腐れ縁というか、そうした繋がりが確かにあった。切り捨てるのは金持ちの思想かもしれない。そうした意味では確かに今は恵まれた時代なのかなとも思うが、その分人間臭さが失われた時代という気もしてくる。
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- 感想投稿日 : 2022年6月30日
- 読了日 : 2022年6月30日
- 本棚登録日 : 2022年6月29日
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