大型書店に転載し店長になった理子さんの奮闘記。今や片腕になった亜紀さんの妊娠で、仕事を辞めさせようとする夫との共働きの子育て問題や地域の書店との連携イベントで吐露される中小書店の悩みを描いたり、等々、相変わらず細部の描写がリアル。理子に想いを寄せる田代の存在で理子の女心は揺れます。後半は今回も都合良く進みますが、書店愛や書店員魂に一本筋が通っていて、心地よく読めました。
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- 感想投稿日 : 2021年12月26日
- 読了日 : 2021年12月26日
- 本棚登録日 : 2021年12月26日
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