またまた大どんでん返し。しかも残りわずかのところである。振り返れば物事がとんとん拍子すぎて、タケさんが時々感じる違和感にやや動揺はしたが、考えては前に進まないのでどんどん読んだ。本作の趣旨はすべてテツさんの言葉にあると思う。
ところで続編となる「カエルの小指」で感じた疑問は、今回すべて解決した。2作の隔たりは10年以上にもなるのに、すっきりした続き具合が上手いと思う。先に続編を読んでしまったからだろうか。
本作の読書時間の8割は騙されていたことになるんだなあ…。でも後味のよい終わり方だったので怒りは全くない。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
日本作家ま行
- 感想投稿日 : 2023年2月16日
- 読了日 : 2023年2月16日
- 本棚登録日 : 2023年2月16日
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