差異力 知らないことは武器になる

著者 :
  • 総合法令出版 (2017年10月18日発売)
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感想 : 5
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20年勤めた会社を辞めると決めた時、店頭に並んでいたこの本と帯を読んで、力をもらいたくて読んだ。結果、力をもらえたし、自分の決めた選択を進んでみるぞ!と思わせてくれた。若い人はもちろん、年齢は問わず、サラリーマンならだれでも読んでほしい。ただ雇われるのではなく、自分は社会に何を成し遂げたいのか、自分はどう成長したいのか?を常に考え、危機感を持つ。そういう人が増えれば、働き方改革、雇用の流動化は、とてもポジティブなものになるだろう。
本自体は字も大きく、短い章に分けられていて読みやすい。何よりも著者の熱がこもっていて、その熱をもらいながら、一気に読める。

メモ
・big pictureで考える。将来どうなりたいか、どんな仕事をしたいか
・主観を大切にする。自分で決めた以上、責任を取る
・口に出す。言った以上、責任をもつ
・よそ者としての差異感を持つ。業界の常識で見えなくなっている当たり前を見つめなおす
・仕事において何を残したか?
・ベテランにならない。時代に合わせて持ち返ることができる武器を身に着ける。仕事に慣れたのは成長の鈍化。comfort zoneから脱却。我慢することになれてしまう
・自分が好まないエリアへの出向、退職勧奨が明確なリストラを突き付けられたらどうするか?はっきりしているのは躊躇しないことだ。残念ながら、その会社はあなたを活かすことをしていない。新しいチャレンジととらえその場で頑張るのも良い。ただ、自分を見限った会社に未練を残さず、次のステップへ進むことを積極的にとらえるのも選択。・シミュレーションする。想定できるパターンを洗い出す。 
日野市図書館

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 借り本
感想投稿日 : 2018年2月14日
読了日 : 2018年2月13日
本棚登録日 : 2018年2月11日

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