わかる。わかるんだけれども。本というものは最早概念になってしまうてきな。コンテンツになってしまうてきな。「カレーも本かもしれない」というのは、一種正しいことかもしれない。しかし、私はひとつおもうのだけれども。そこまでした先に本当に本当に人間の幸せみたいなものはあるのだろうか。そこまで便利さを追求して、そこまで利益を出して、果たして人間は本当に幸せになれるのか。読んでいて、果てしなく遠くにおいて行かれる気になり、悲しくて悲しくて、私の生きてきた世界ってやっぱりこういうものなんだって現実を突きつけられて、なんかわたしウェブとかスマホとかやっぱりなんかよくわからないな、、そういうものってほんとうにいるのかな。あるんだからしょうがないんだけどっていう自問自答。アイデアインクシリーズはほんとうにすごいです。アイデアとしては抜群。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
日本小説
- 感想投稿日 : 2014年1月15日
- 読了日 : 2014年1月7日
- 本棚登録日 : 2014年1月6日
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