恋愛小説も、田口ランディさんの作品も
初めて読みました。
8話の短編小説で、すべて電話絡み。
滅多に電話しないし、こういう恋愛には縁がないと思いますが
読みやすいし面白い本だったと思います。
自分が感情移入したのは「花嫁の男友達」の
結婚式でのスピーチ。
こういうのに弱いです。
それと、「四月になると彼女は」の鳥学者の話は興味深かったです。
「本当は動物には表情なんてないのにね」と。
えーっ。私はあると思うんですけど。
この二点に引っ掛かった自分を思うと
やはり「相手に気づかれない片思い」に惹かれるということ
そしてノンフィクション派なんだなと
改めて気づかされました。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
☆小説☆
- 感想投稿日 : 2018年2月17日
- 読了日 : 2010年1月5日
- 本棚登録日 : 2010年1月5日
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