梟の城 (新潮文庫)

著者 :
  • 新潮社 (1965年5月4日発売)
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「梟の城」司馬遼太郎著、新潮文庫、1965.03.30
660p ¥1,045 C0193 (2023.07.31読了)(2023.07.26借入)(2022.06.25/132刷)(2002.11.10/95刷改版)
家康関連の物語と思って、読んでみたのですが、秀吉関連でした。とはいえ、伊賀、甲賀の忍者たちの物語でした。司馬遼太郎さんは、このような物語を書いていたんですね。

【目次】
おとぎ峠
濡れ大仏
白い法印
木さると五平
羅刹谷
忍び文字
聚楽
京の盗賊
甲賀ノ摩利
奇妙な事故
伊賀ノ山
吉野天人
水狗
修羅
五三ノ桐
甘南備山
尾行
石田屋敷
伏見城
解説:村松剛

☆関連図書(既読)
「覇王の家 前編」司馬遼太郎著、新潮社、1973.10.25
「覇王の家 後編」司馬遼太郎著、新潮社、1973.10.25
「時代の風音」堀田善衛・司馬遼太郎・宮崎駿著、朝日文芸文庫、1997.03.01
(アマゾンより)
司馬遼太郎伝説は、ここから始まった! 直木賞受賞作。
信長、秀吉……権力者たちの陰で、凄絶な死闘を展開する二人の忍者の生きざまを通して、かげろうの如き彼らの実像を活写した長編。
織田信長によって父母と妹、そして一族を惨殺された怨念と、忍者としての生きがいをかけて豊臣秀吉暗殺をねらう伊賀者、葛籠重蔵。相弟子で、忍びの道を捨て仕官をし、伊賀を売って、重蔵を捕えることに出世の方途を求める風間五平。
戦国末期の権力争いを背景に、二人の伊賀者の対照的な生きざまを通して、かげろうのごとき忍者の実像を活写し、歴史小説に新しい時代を画した直木賞受賞作品。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 司馬遼太郎:作家
感想投稿日 : 2023年7月31日
読了日 : 2023年7月31日
本棚登録日 : 2023年7月26日

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