別冊NHK100分de名著 パンデミックを超えて (教養・文化シリーズ)

  • NHK出版 (2022年5月27日発売)
4.53
  • (9)
  • (5)
  • (1)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 78
感想 : 4
4

「パンデミックを超えて」斎藤幸平・小川公代・栗原康・高橋源一郎著、NHK出版、2022.07.05
148p ¥990 C9436 (2023.11.09読了)(2023.02.18購入)
「パンデミック」に関連する書籍を5冊紹介しています。『白の闇』を読んでみたいと思いました。いつか読めるでしょうか?

【目次】
はじめに パンデミックが突きつけた「問い」を見つめる
第1章 コミュニズムか、野蛮か:斎藤幸平(ジジェク『パンデミック』『パンデミック2』)
第2章 パンデミックとケア:小川公代(ウルフ『ダロウェイ夫人』)
第3章 奴隷根性を打ち砕け!:栗原康(大杉栄『大杉栄評論集』)
第4章 露わになる社会の本質:高橋源一郎(サラマーゴ『白の闇』)

☆関連図書(既読)
「カール・マルクス『資本論』」斎藤幸平著、NHK出版、2021.01.01
「ヘーゲル『精神現象学』」斎藤幸平著、NHK出版、2023.05.01
「大杉栄 日本の名著46」大杉栄著、中央公論社、1969.11.10
「美は乱調にあり」瀬戸内晴美著、角川文庫、1969.08.20
「諧調は偽りなり(上)」瀬戸内晴美著、文芸春秋、1984.03.01
「諧調は偽りなり(下)」瀬戸内晴美著、文芸春秋、1984.03.01
「太宰治『斜陽』」高橋源一郎著、NHK出版、2015.09.01
(アマゾンより)
歴史的な厄災が私たちに突き付けた「問い」とは?
医療崩壊、排外主義、コロナ貧困、自殺者の増加……。新型コロナウイルスの感染爆発は、全世界に社会的混乱と不安をもたらした。誰一人として先行きが見通せない状況で、私たちはパンデミックをどう生き抜くべきか。そして、先人たちはパンデミックとどう向き合ったのか。4人の論者が自身でセレクトした名著を持ち寄り、いま我々が直面している問題に即して解題し、感染症が暴いた人間の本質に迫る。大好評を博した「100分deパンデミック論」(2022年1月3日放送)の内容をさらに充実させた一冊!

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 100分de名著(海外)
感想投稿日 : 2023年11月13日
読了日 : 2023年11月9日
本棚登録日 : 2023年11月7日

みんなの感想をみる

コメント 0件

ツイートする