昨日一気に読んだんですが、内容、あらすじには触れません。
これは、芸術作品であり、文学作品であり、とびっきりのアート。
全体に異様で陰湿で独特の空気が漂いエンターテイメントの天才手塚治虫の懐の広さ、守備範囲の広さを堪能できる。その天才のナマの部分が、要所要所にあふれた
暗黒面がチラリと覗ける問題作。俺の生まれる前の作品ということは、当時の漫画表現としては
そうとうとんがっておっただろうし、よく出版できたものだなぁと。余計な心配。
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カテゴリ:
漫画
- 感想投稿日 : 2005年5月23日
- 本棚登録日 : 2005年5月23日
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