タイトルからはどんな内容の本かはわかりにくいが、ひきつけられる。実際はアンケートにより現代の消費者の心理・行動分析しているマーケッティングの本。買い物という行為は、現在では物をそろえるということではなくなり、プロセスそのものを楽しむ行為にかわっている。また買い手によりこだわりのポイントが異なり、この品でなければというAランクの物と品がよければなんでもよいというCランクの物、さらにAとCの中間に位置するなんとなくこれというBクラスの品物がある。売り手はBクラスがターゲット、自社製品を入り込ませることができるようにセールスすること。また消費者の心理としては、新しいものは魅力的だがリスクもあるので無難にこれまでの物あるいはちょい改良品を買うというのもよくあるパターン。買い手の背中を少し押すことが消費活動誘発のコツ。
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- 感想投稿日 : 2012年9月15日
- 読了日 : 2012年9月15日
- 本棚登録日 : 2012年7月20日
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