なぜふつうに食べられないのか: 拒食と過食の文化人類学

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  • 春秋社 (2015年1月22日発売)
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文化人類学を専攻する女性が摂食障害の方6名にインタビューし、
本人が語った摂食障害についてまとめた本を紹介しましょう。
6人の摂食障害のパターンは一律ではありません。
過食・嘔吐を繰り返す方、口に入れて噛んで吐き出す(チューイング)をする方、下剤を乱用する方など多様です。
どの方も自制ができずに繰り返してしまいます。
摂食障害の原因は、わかっていません。
強いやせ願望がどこから生じるのか、なぜ過食・嘔吐をくりかえしてしまうのか。
これまでの原因論を紹介しながら文化人類学専攻者ならではの視点で病因について説明しています。

http://ameblo.jp/nancli/entry-12015681938.html

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 医療・医学
感想投稿日 : 2015年4月18日
読了日 : 2015年4月17日
本棚登録日 : 2015年4月17日

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