白光 (光文社文庫 れ 3-6)

著者 :
  • 光文社 (2008年8月7日発売)
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本棚登録 : 896
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読後感はいいものではない。ただ告白めいた文章に引きずられてどんどんはまっていく感じ。誰もが手は下していないが自分が殺したようなものだと思い責める。でも少女が死んだことを悲しむよりもその罪は起こるべくして起きたという気にもなっている。佳代の告白から直子は何人もの手で命をたたれたことになる。そして、殺されることも自分から申し出ていたとは。最後の最後まで考えさせられた。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2020年11月14日
読了日 : 2020年11月14日
本棚登録日 : 2019年1月3日

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