小説キャンディ・キャンディ FINALSTORY (上)

著者 :
  • 祥伝社 (2010年11月1日発売)
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本棚登録 : 121
感想 : 25
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あら~、なんて懐かしいんでしょう……。読んでみて感無量でした。

キャンディキャンディと言えば、70年代少女漫画の金字塔ですよね。世代が世代だけに、私も子供の頃に漫画を読み、アニメを見ていました。でも、最後に見たのっていつなんだろう? 25年前? 30年前かな?
ブランクがありすぎて、ストーリーもどこまで覚えているんだか……と少し不安でしたが。まったく問題ありませんでした。

この上巻の山場と言えば、
「キツネ狩りの日に、アンソニーが……!!!」ですよね。

いや、もちろん有名なエピソードですし、細部を忘れたとしても、これだけは忘れていませんでしたが、なぜだか私は読みながら泣いてしまいました。

知ってるのに泣ける、泣ける……。

その後、テリィも登場で、上巻だけで主要な登場人物は出そろった感じでした。

イライザは典型的な意地悪女って感じですね。ニールもやなやつなんだけど、イライザの強烈さには負ける。
もしも、イライザが優しい子だったら?と想像すると、キャンディはずっとラガン家の使用人だったかもしれなくて、もちろんアードレー家の養女になることもなく、テリィと出会うこともなく……。それって全然キャンディキャンディのお話じゃないじゃん!
イライザは嫌いですが、この話には欠かせないキーパーソンなんですね。

……下巻でも感想を書きます。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 小説、エッセイ
感想投稿日 : 2011年9月13日
読了日 : 2011年9月11日
本棚登録日 : 2011年9月11日

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