あら~、なんて懐かしいんでしょう……。読んでみて感無量でした。
キャンディキャンディと言えば、70年代少女漫画の金字塔ですよね。世代が世代だけに、私も子供の頃に漫画を読み、アニメを見ていました。でも、最後に見たのっていつなんだろう? 25年前? 30年前かな?
ブランクがありすぎて、ストーリーもどこまで覚えているんだか……と少し不安でしたが。まったく問題ありませんでした。
この上巻の山場と言えば、
「キツネ狩りの日に、アンソニーが……!!!」ですよね。
いや、もちろん有名なエピソードですし、細部を忘れたとしても、これだけは忘れていませんでしたが、なぜだか私は読みながら泣いてしまいました。
知ってるのに泣ける、泣ける……。
その後、テリィも登場で、上巻だけで主要な登場人物は出そろった感じでした。
イライザは典型的な意地悪女って感じですね。ニールもやなやつなんだけど、イライザの強烈さには負ける。
もしも、イライザが優しい子だったら?と想像すると、キャンディはずっとラガン家の使用人だったかもしれなくて、もちろんアードレー家の養女になることもなく、テリィと出会うこともなく……。それって全然キャンディキャンディのお話じゃないじゃん!
イライザは嫌いですが、この話には欠かせないキーパーソンなんですね。
……下巻でも感想を書きます。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
小説、エッセイ
- 感想投稿日 : 2011年9月13日
- 読了日 : 2011年9月11日
- 本棚登録日 : 2011年9月11日
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